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引越しの挨拶

2013.10.17 (Thu)

welcome-gift

この前、新しい部屋に引っ越しました。来日したばかりで、隣近所と上手く接したくて、今回こそ礼儀正しくしていこうと思いました。ですが、隣近所の方々が挨拶しに来るのをちゃんと待っていても、現れませんでした。数日間が経ち、首を長くして挨拶しに来るのを待っていても、まったく来ませんでした。時間が経つとともに、不安が高まりました。「自分のどこが悪いのか、こんな冷遇を受けるなんて?引っ越してきた人に挨拶ぐらいしに来ないなんて、周りはどんなに失礼な人々なのか、?挨拶しに来るのが当たり前じゃない?」とぶつぶつ言い続けました。

いや、このことはウソです。まあ、今回の私の場合についてはウソです。それはともかく、英語圏の国の人が引っ越してきたら、絶対にこのようなことが日本のあちらこちらであったに違いありません。皆さんはその理由をすでにご存知かと思いますが、これは日常異文化の例になりますね。英語圏の国では、新しい人が近所に引っ越してきたら、挨拶する責任は周りの人たちにあるからです。

この日本文化を勉強し「引越しの挨拶」のことを身に付けた私には、幸いに上記のようなことがありませんでした。(実は少し遅かったが)ちゃんと夫と一緒に隣近所の方々に挨拶回りしました。と言っても、やっぱり自分が慣れている習慣とは正反対なことをするとすごく違和感を覚えました。初めて日本に住む夫は何回も「本当にいいの?えらそうに積極的に挨拶をすることは、相手に失礼だろう?」ときいて、私は毎回「その習慣だから大丈夫」と、二人共のわずかな不安感を軽減しようとして答えました。

この経験を振り返ってみたら、数年前、大学のある教授がよく言ってたことが思い浮かびました。「99%の人は礼儀をちゃんと分かるように育てられている。そしてほとんどの場合、人は礼儀正しく生活を送っているつもりでいる。だから目の前の人が「失礼」なことをしているなら、腹立前に、「もしかしてこの人はただ自分の礼儀作法を守り、自分がふさわしいと思っている行動をしているのかもしれない」と考えてみるべきだ。」

さすが予想通り、違和感を覚えていても、隣近所の方々と顔を合わせてちゃんと挨拶をして、何とかほっとしました。どんな文化でも、周りと接することが大切だと思います。こういう経験があるからこそ、異文化交流や国際交流に興味を持って、自分も「失礼だな」より「異文化かな」と先に思えるようになるまで頑張っていきたいと思います。

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